ウレタンの可能性・未来をお客様と共に進む
FAQ

FAQ

お客様から特に多い質問と回答をご紹介いたします。

QA液が固まってしまいました。
A 品種によっては氷結することがあります。40~50℃で加熱溶解してご使用ください。溶解後はよく振って均一にしてください。必要以上に加熱しすぎないようにしてください。
QB液が固まった、または濁りが生じました。
A 以下の点が考えられます。
【1】液温が15℃以下になると品種によっては氷結することがあります。氷結したB液は60~80℃に加熱して短時間で溶解してください。完全に溶解した後、必要以上に加熱を続けないでください。
【2】空気中の湿気もしくはB液に水分が混入したことにより水とイソシアネートが化学反応を起こし硬化した可能性がございます。その場合は上記の氷結とは異なり加温しても溶解することはございませんので廃棄してください。
廃棄についてはこちら
Q引火性はありますか?
A 引火性はあります。製品によって引火点は異なりますので、詳細は安全データシート(SDS)を参照ください。
Q樹脂は黄変しますか?
A 黄変するものもありますが、難黄変タイプもございます。
Q樹脂が完全に硬化しません。
A 以下のことが考えられます。
【1】A液とB液の混合攪拌が不十分で液が混ざり切れてない可能性があります。
【2】計量容器にB液をいれ、その後必要量のA液を添加し攪拌混合することで混ざっていない液の染み出しによるべとつきは改善します。攪拌時間、液温、攪拌羽根と容器を再検討してください。
【3】配合比がずれている可能性がございます。重量比は±5%以内の計量をおすすめします。極端に配合比がずれるとべとつきや硬化しない場合がございます。
Q成型物のコーナーにひけができます。
A 型温が低すぎます。型を60℃に加熱してください。液温が低すぎると同様の傾向が出ます。
Q縞模様が発生します。
A 混合攪拌が不足しています。二液を十分に攪拌してください。エレメント数の少ないスタティックミキサーを使用すると起きやすい現象です。エレメントの数を増やしてください。
Q樹脂の硬化時間が早い。
A 液温が高すぎることが考えられます。
加熱している場合は室温まで戻して使用してください。
まれに後添加した着色剤等で硬化時間が早まることがあります。
Q樹脂の硬化時間が遅い。
A 液温や型温または塗布した部材等の温度が低いと起こりやすい現象です。液や型または塗布する部材を加温してください。
Q耐熱性はありますか?
A 製品にもよりますが、一般的には常時使用温度は80℃までと言われています。
120℃を越えると分解が始まります。耐熱グレードもございます。
Qシリコーン型から成形品が脱型できません。
A 以下の対策を提案いたします。
【1】エタノールまたはイソプロピルアルコールを型と製品の間に少し入れて脱型する。
【2】コンプレッサーのエアーを型と製品の間に入れて脱型する。
【3】深い型の場合はシリコーン型を作成する際にエアー注入口を設けておくことをお勧めします。
また長く使用していない型での注型や、エポキシ樹脂を使用した型でウレタン樹脂を注型すると型と樹脂が接着することがあります。
QA液、B液が不要になりました。どのように廃棄すればよいでしょうか?
A A液とB液をなるべく少しずつ混ぜて硬化させ、プラスチック類として廃棄してください。
缶は金属類として廃棄してください。
多量に廃棄する場合は液体廃棄物処理業者に委託してください。
Q配合比を変えて可使時間を調整できますか。
A 配合比を変えて可使時間を調整することはできません。
可使時間が変化するほど配合比を増減すると硬化しなくなります。
または硬化してもブリードや膨れが起こります。
Q樹脂に泡が多く入ります。
A 吸湿による水分の影響です。
イソシアネート(B液)と水との反応で炭酸ガスが発生しています。
A液を開封したままで放置したり、容器の空隙が多くなった場合に起こります。
Q発泡タイプの樹脂の発泡倍率が高くなりました。
A 発泡するタイプの製品でも吸湿すると予定以上に発泡します。
吸湿しないよう管理してください。
Q成型物の物性が低いです。
A 型温が低い場合に起きやすい現象です。
型温が推奨温度になっているか確認してください。
恒温槽内は温度分布にバラツキがあります。
注型する時に型温が必要レベルになっているか確認してください。
Q難燃性はありますか?
A 3263はUL94V-0を取得しています。
Qシリコーン型を使用した際樹脂の表面が硬化しません。
A 付加タイプのシリコーンゴムの場合な起きやすい現象です。
マスターモデルの材質および塗料やパテの影響で硬化阻害を受けることがあります。
事前に確認することをお勧めします。
恒温槽で長時間加熱すれば硬化する場合もありますが、型の作り直しになるケースが多いようです。
硬化阻害を避けたい場合は付加タイプではなく縮合タイプのシリコーンゴムを使用してください。
Q小売用ハイ-キャストシリーズご購入のお客様へ。
A 小売用ハイ-キャストシリーズをご使用にあたってご不明な点がございましたら付属の取扱説明書をご確認ください。

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